今回は、ディーラーのスバル認定中古車を安く買う方法をまとめてみました。これから中古車を探そうと思っている方がどのように交渉したら良いのかお伝えします。是非参考にしてみてください。管理人:「すばるねこ」
ディーラー認定中古車は値引き交渉できるのか
認定中古車とは、、、
まず、認定中古車とは何か説明していきたいと思う。
認定中古車:ディーラーが下取り等で取得した車両を自社で適正な整備を行い商品車にしたクルマである。「新車時のメーカー保証」「整備記録簿(メンテナスノート)」「各説明書」等々が揃っており、外部業者による適正な車両検査で優良車であると認められたクルマの為、状態の良い中古車が欲しい場合はオススメだ。認定中古車には新車保証と同等内容の中古車保証(1~5年間、距離無制限)がしっかり付いてくる。買ってすぐに調子が悪くなった等の時には心強いサービスと言えるだろう。
値引きはしてくれるのか?
結論から話すと、、「かなり難しい」と言えるだろう。認定中古車は、市場相場を念頭に「仕入れ価格」「諸費用」「商品化費用」等々の費用を事前に計算した上で提示している適正価格の為、策もなくいきなり「値引きはどれくらいできるの?」と聞いてしまうのはその後の交渉を不利にしてしまう。セールスマンも身構えてしまう為、譲歩の機会を逃しかねないのだ。特に人気がありそうな中古車は値引きしなくても問い合わせが入るので適正価格のまま買ってもらえる場合がほとんどだ。
値引き交渉はどうやってする?
中々難しい問題ではあるが、手っ取り早い方法はセールスマンと仲良くなるのが有効な手だといえる。セールスマンも仕事中とはいえ人間であり楽しく仕事が出来れば少しは譲歩の糸口が見えてくる。営業経験や接客業をやった事がある方であれば共感頂けると思うが、互いの緊張感を薄めるのは交渉においてとても大事なことだ。
「人見知り」や「話すのが苦手」という方もいらっしゃると思うので別の切り口でいえば「尋ねる」という事だ。セールスマンは車について精通している為、大抵の事には答えてくれる。答えているうちに段々とセールスマンの緊張が緩み、聞いてない事まで話し出すだろう。人間は自分の話を聞いてくれる相手には好感をもってしまう。いわゆる承認欲求を利用するというものだ。
新車の値引き交渉でよく「他社と比較させる」というのがある。他社の見積もりやネット情報を見せて交渉するというものだが、中古車ではおすすめしない。理由として、同じ車種でも内容が全く違うからである。走行距離や装備品、年式など価格に影響するものが違う為、比較にならないのだ。特に認定中古車は保証内容や納車前の整備内容が充実している為、相場より少し高めの価格設定になる事はセールスマンも知っているので有効な武器にはならないのだ。
交渉は心理戦であり、いかに良い条件で契約出来るかの戦いでもある。気の合うセールスだった場合、ついつい仲良くなってしまい気が緩むこともあるが、気を付けて頂きたいことは、決してやりすぎない事だ。悪い言い方であればナメられる。友達感覚に陥ってしまうセールスマンもおり、対応が雑になる事がある。クルマの契約から納車、そしてアフターフォローの期間はとても長いので、一定の距離感は大切にしてもらいたい。
ディーラー認定中古車を安く買う方法はあるの?
交渉の最適なタイミング
上記にも記載したが交渉のタイミングとして、来店していきなり値引き額を聞くのは絶対にNGだ。そもそも中古車は値引きが出来ない場合が殆どの為、基本的にお断りされる。値引き交渉が成功するのは、相手(店舗またはセールスマン)にとって値引きしてもメリットがある場合だ。
大事なポイントはまず「クルマ」と「付属品」を決めて総額表示の見積もり作成を依頼する事だ。この見積もりがないとそもそも交渉のテーブルには立てないだろう。
見積もり内容と諸費用が決まった段階から交渉開始だ!
大事なことは自分の希望額や予算をしっかり伝えて購入する意思表示を伝える事だ。買いたい気持ちを素直に伝える事で、セールスマンも商談モードに入るのだ。ここからは駆け引きになるがセールスマンのメリットもしっかり考えてあげよう。例えばおすすめされた商品や点検パックなどだ。おすすめしてくる物は大抵、成績の一部になっている事が多い為、付帯してくれるお客様には譲歩(サービス)してくれる事が多くある。いわゆるwin-winの関係作りだ。
商談が終盤になったかな、、と感じたら最終武器の投入だ。「今日決めるので○○円まで何とかなりませんか?」または「今日決めるので○○の部分は何とかサービスになりませんか?」と聞いてみよう。特に月末や決算月などであれば、特別価格を引き出す事が出来るかもしれない。
長期的な在庫車を狙い撃つ
特殊な値引き交渉だが、長期在庫車は店舗も早く販売してしまいたい事がある為、値引き交渉に応じてくれる事がある。事前のリサーチやさり気ない会話で情報を引き出す事が必要になる高等テクニックではあるがとても有利な交渉に持ち込める事もあるのでぜひ試してもらいたい。
修復歴有り車でもお買い得なお宝がある?
修復歴有(事故車)と聞こえは悪いが、ディーラーの認定中古車では決して悪い車とは言えない。修復歴には修復度合いのランクがあり、認定中古車に限っては軽微な修復のクルマのみだからである。その中でも走行上で全く問題が無いが修復歴車になっている車がある。例えば「ルーフ交換」である。落雪などで天井が凹んでしまい修理した場合は修復歴になる。これで相場よりも10~30万円程も安く価格設定される。これ以外にもお得な修復車両はあるので、詳しくはセールスマンに詳しく聞いてみると良い。認定中古車は外部の車両評価業者が評価書を発行しているのでどこを直しているのかはすぐに教えてもらえる。
どんな中古車を買うとお得になるの?
中古車の装備品は前オーナーの好みで様々な装備品が付いている。高額商品がそのまま付いている事も多くあるので購入前にしっかり確認したいところだ。特にチェックしてもらいたい項目を紹介しようと思う。
- 純正ナビゲーション:20~35万円
- ドライブレコーダー前後タイプ:6~8万円
- ETC2.0:3~4.5万円
- エンジンスターター(リモコン):6~7.5万円
- 冬タイヤセット:18~30万円
- STI外装パーツ:6~22万円
- STIマフラー:20~22万円
一例にはなるが、どれも高額商品なので後付けの場合は追加費用多く掛かってしまう。購入前にはしっかり確認してほしい。
お得な中古車といえば、ディーラー使用車というのもある。社内用のデモカーや代車などで使っていた車両で付属品(アクセサリーパーツ)も多く付いている事がある。社用車なので程度も良く、大変人気がある為、市場に出る前に売れてしまう事もあるという。セールスマンと仲良くしているとこういった情報もいち早く教えてくれるようだ。
中古車購入で必要な書類や物はある?
中古車購入には様々な法的手続きが必要になる為、事前に準備をしておけばスムーズな契約となるだろう。一般的に必要となる書類を紹介してみる。
<<購入車用書類>>
・印鑑証明書
・住民票(不要の場合あり)
・車庫証明書(保管場所使用承諾書)←警察署HPよりダウンロード
<<下取車用書類>>
・印鑑証明書
・住民票(前住所記載)
・譲渡書類
・車検証
・自賠責証
・リサイクル券
※住所変更が多い方は、戸籍附票
<<印鑑>>
・現金一括払い⇒実印、認印
・クレジット契約⇒認印、銀行印
商談から契約となった際は、必要になる書類ので早目の準備をしておくのが良いだろう。特に車庫証明申請に添付する保管場所使用承諾書は駐車場の管理不動産会社やオーナーへ提出する必要があり時間の掛かる書類だ。発行費用が発生する事もあるので一度、不動産会社にお問い合わせしておくのも良いだろう。
まとめ
値引きについてまとめてみたが、値引き交渉にはそれなりの努力と運が必要だろう。セールスマンの器量にも大きく依存する部分であり、新人セールスマンとかではそもそも交渉にならない。セールスマンの当たりを引くことが値引きの成功に大きく左右される部分だろう。
時間が許すのであればマメにディーラーへ足を運んでみるのも良いかもしれない。
引用元:SUBARU公式HP
SUBARUの歴史
- 1950年代 – 設立と初期の活動:
- SUBARUの歴史は、1953年に富士重工業株式会社(当初は富士重工業株式会社として設立)が設立されたことから始まります。当初の目的は、日本国内向けの小型車やトラックの生産でした。
- 1954年には、初の乗用車「SUBARU 360」が登場し、日本国内で非常に人気を博しました。この車は軽自動車として知られ、燃費が良くコンパクトで扱いやすい特徴を持っていました。
- 1960年代 – 四輪駆動車の開発:
- 1966年、SUBARUは初の四輪駆動車「SUBARU 1000」(またはスバルFF-1)を発表し、四輪駆動技術への取り組みを開始しました。
- 1969年には、SUBARUの四輪駆動技術は「4WD」として商標登録され、これが後の四駆車のブランドとなりました。
- 1970年代 – ラリー競技と四輪駆動の普及:
- 1972年には、SUBARUは「SUBARU Leone」(またはスバルDL)を発表し、四輪駆動車の製造としての名声を確立しました。このモデルはラリーカーとしても成功を収めました。
- 1973年には、SUBARUはWRC(世界ラリー選手権)に初参戦し、その後もラリーカー競技で多くの成功を収めました。
- 1980年代 – 技術革新と国際展開:
- 1989年には、SUBARUは「SUBARU Legacy」を発表し、四輪駆動システムのSymmetrical All-Wheel Driveを搭載しました。この技術はその後のSUBARU車にも広く採用されました。
- 1989年には、SUBARUがアメリカ市場に進出し、アメリカでの販売が本格的に始まりました。
- 1990年代以降 – 成長と新技術:
- 1990年代には、SUBARUはさらに多くのモデルを発売し、国際的な成功を収めました。特にSUBARU Impreza WRXは高性能四駆車として知名度が高まりました。
- 2000年代以降、SUBARUは環境に配慮した技術、エコカー、電動車(EV)などへの注力を強化しました。
SUBARUはその歴史の中で四輪駆動技術、スポーツカー、安全性などの分野で注目され、世界中で多くのファンを持つ自動車メーカーとなりました。その豊かな歴史と伝統は、現在も続いており、新しいモデルの開発と技術の進化が続いています。
- モデルラインアップ:
- SUBARUはセダン、SUV、クロスオーバーSUV、スポーツカー、アウトバックなど、幅広い車種を提供しています。
- 代表的なモデルには、SUBARU Impreza、SUBARU Legacy、SUBARU Forester、SUBARU Outback、SUBARU Crosstrek(またはXV)、SUBARU WRX、SUBARU BRZなどがあります。
- 技術と特徴:
- SUBARUは「スバルシンメトリカルAWD」(Symmetrical All-Wheel Drive)として知られる四輪駆動システムを採用しており、安定したトラクションと制御性を提供しています。
- インプレッサWRX STIやBRZなどのスポーツカーモデルも製造し、パフォーマンス志向の車に力を入れています。
- セーフティ技術にも注力し、EyeSight Driver Assist Technologyなどの先進的な運転支援システムを提供しています。
- 環境への取り組み:
- SUBARUは環境に優しい技術を積極的に採用しており、電動車(EV)やハイブリッド車(PHEV)などのエコフレンドリーな車両も開発しています。
- インプレッサやクロステックe-BOXERなど、ハイブリッドモデルがラインナップに含まれています。
- グローバル展開:
- SUBARUは世界中で販売されており、特に北米市場で人気が高いです。アメリカ合衆国では「スバル・オブ・アメリカ」がSUBARU車を販売・サポートしています。
- スポーツ:
- SUBARUはラリーカー競技で成功を収め、特にWRC(世界ラリー選手権)で多くのタイトルを獲得しました。この成功は、SUBARUのスポーツカーに反映されています。
SUBARUは、四輪駆動技術、安全性、耐久性、そして幅広い車種ラインナップに焦点を当て、世界中の自動車愛好者に支持されています。また、環境に対する取り組みも重要な要素となっており、今後も持続可能なモビリティの推進に努力するでしょう。
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