当ブログ管理人「すばるねこ」です。最近は、中古車販売大手のビックモーターの不正疑惑がニュースで騒がれていますが、今回は中古車購入時に気を付けたいポイントを細かく解説していきます。
近年の中古車市場
コロナ禍も明け、市場は活発化か!?と思い気やそんな事は無いようだ。「日本自動車販売協会連合会」等の発表によれば新車、中古車ともに販売台数は減少傾向にあるようだ。ビックモーターの在庫車問題でオークション価格に変動が起きる?と懸念もあったが現状の相場に大きな影響はない。
しかしながら、近代化が進む新型モデルのクルマは各メーカーとも値上がりしている。価格に見合うだけの安全装備や最新装備を装着しているとはいえ、中々手の出にくい価格帯になっている。実際の例を挙げれば【新型レイバック:購入価格 約400万円】こちらにオプション品等を足していくと500万円以上になってしまう。外装パーツ等々のカスタマイズをしようとすれば550~600万円だ。
これだけ新車が高騰すれば中古車を求める声は少なくないと予想できる。実際、現場の声を聴いてみると「今まではずっと新車だったがもう買えない。程度の良い中古車で十分」というユーザーは増えているそうだ。今後、中古車の需要は増えていくのではないだろうか。
中古車購入時の注意点と必要書類一覧
中古車購入時の注意点一覧
- 修復歴車(事故車)=修理箇所と修理内容の確認は必須、大きな事故が予想される修復はやめた方が良い
- 冠水車=台風などで水没した車。購入ダメゼッタイ!夏にカビてくる。
- メーター交換車=店員に要確認。怪しい場合は購入を控えた方が良い。
- 各部のオイル漏れ=オイル漏れは致命的。高額修理が必要になる。
- タイミングベルト車=10万㌔の走行で要交換になる(交換費用:約10万)
- マフラーのサビ=排気漏れの確認は必須。車検不適合の可能性あり。
- エアコンの効き具合=よく壊れる箇所。真夏に壊れたら、、最悪だ。
- 飛び石によるガラス傷=冬季になると亀裂になる事あり。(交換費用:約20万)
- ガソリンの種類=ハイオク仕様の時は、燃料費が馬鹿にならない。
- 中古車保証=出来るだけ長い保証期間をおすすめする。保証無しは後で後悔する。
- 純正パーツ=10年以上前の車になるとオプションパーツの生産中止がほとんど
SUBARU中古車 特有の注意点
- アイサイト=ディーラーでしか整備、点検が出来ない
- 字光式ナンバー=歩行者エアバック搭載車は取り付け不可!
- ドライブレコーダー=社外品はオススメしない。アイサイトの不具合誘発の可能性大!
- 水平対向エンジン=専門メカニックでないと整備できない事がある
- アルミホイール=大型キャリパーになり同サイズでも履けないホイールあり
- 足回り改造車=車高調や大型アルミなど地上高の高さが変わるとアイサイトが正しく認識出来ず本来の機能や性能を失う危険性がある。
中古車購入時に掛かる費用一覧
新規登録費用=約3.000~4.000円 (代行依頼は別途有料)
標板代=ペイント式:1.740円 字光式:3.480円 (希望番号は別途)
リサイクル料=平均約8.000円~13.000円
車庫証明発行料=2.750円 (代行依頼は別途有料)
自動車税と環境性能割=平均0~80.000円 (登録月及び年式による)
代行手数料=平均5.000~30.000円 (依頼内容による)
2023年 中古車の相場一覧(一部抜粋)
インプレッサ GP型 60~140万円
インプレッサ GT型 140~220万円
SUBARU XV GP型 80~150万円
SUBARU XV GT型 160~240万円
フォレスター SJ型 110~200万円
フォレスター SK型 240~300万円
レヴォーグ VM型 120~220万円
レヴォーグ VN型 250~300万円
アウトバック BS型 150~270万円
アウトバック BT型 320~350万円
レガシィB4 BN型 150~260万円
WRX S4 VA型 150~260万円
WRX STI VA型 250~500万円
スバルディーラーの認定中古車とは?
認定中古車とは、整備や商品化をディーラーで行った中古車でSUBARU中古保証が付いてくる中古車のことだ。新車の保証書や整備履歴、整備手帳などを完備した優良物件のみに認められる。スバルの認定中古車には「プレミアム認定中古車」「認定中古車」「バリューチョイス」の三種類がある。バリューチョイスは「事故車」や「過走行車」など品質は低いが1年間の保証が付く。「事故車」と聞くと聞こえは悪いが、これにも三段階のランクがありでディーラーで扱う中古車殆どは軽微な修復車両だ。中にはお得な車両もあるのでしっかり確認するとよい。
SUBARUの認定中古車保証は「1年間~2年間の走行距離無制限」追加オプションで「最大5年間の延長保証」を付ける事が可能だ。高額化する部品代も考えると嬉しい内容だ。
記事の内容について
今回は中古車についてまとめ記事を書いてみました。内容については管理人「すばるねこ」の独自解釈や見解で書いています。車両の状態、販売店により記事内容と相違する事がございます。その際は何卒ご容赦ください。皆様の中古車購入のご参考になれば幸いです。
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引用元:SUBARU公式HP
SUBARUの歴史
- 1950年代 – 設立と初期の活動:
- SUBARUの歴史は、1953年に富士重工業株式会社(当初は富士重工業株式会社として設立)が設立されたことから始まります。当初の目的は、日本国内向けの小型車やトラックの生産でした。
- 1954年には、初の乗用車「SUBARU 360」が登場し、日本国内で非常に人気を博しました。この車は軽自動車として知られ、燃費が良くコンパクトで扱いやすい特徴を持っていました。
- 1960年代 – 四輪駆動車の開発:
- 1966年、SUBARUは初の四輪駆動車「SUBARU 1000」(またはスバルFF-1)を発表し、四輪駆動技術への取り組みを開始しました。
- 1969年には、SUBARUの四輪駆動技術は「4WD」として商標登録され、これが後の四駆車のブランドとなりました。
- 1970年代 – ラリー競技と四輪駆動の普及:
- 1972年には、SUBARUは「SUBARU Leone」(またはスバルDL)を発表し、四輪駆動車の製造としての名声を確立しました。このモデルはラリーカーとしても成功を収めました。
- 1973年には、SUBARUはWRC(世界ラリー選手権)に初参戦し、その後もラリーカー競技で多くの成功を収めました。
- 1980年代 – 技術革新と国際展開:
- 1989年には、SUBARUは「SUBARU Legacy」を発表し、四輪駆動システムのSymmetrical All-Wheel Driveを搭載しました。この技術はその後のSUBARU車にも広く採用されました。
- 1989年には、SUBARUがアメリカ市場に進出し、アメリカでの販売が本格的に始まりました。
- 1990年代以降 – 成長と新技術:
- 1990年代には、SUBARUはさらに多くのモデルを発売し、国際的な成功を収めました。特にSUBARU Impreza WRXは高性能四駆車として知名度が高まりました。
- 2000年代以降、SUBARUは環境に配慮した技術、エコカー、電動車(EV)などへの注力を強化しました。
SUBARUはその歴史の中で四輪駆動技術、スポーツカー、安全性などの分野で注目され、世界中で多くのファンを持つ自動車メーカーとなりました。その豊かな歴史と伝統は、現在も続いており、新しいモデルの開発と技術の進化が続いています。
- モデルラインアップ:
- SUBARUはセダン、SUV、クロスオーバーSUV、スポーツカー、アウトバックなど、幅広い車種を提供しています。
- 代表的なモデルには、SUBARU Impreza、SUBARU Legacy、SUBARU Forester、SUBARU Outback、SUBARU Crosstrek(またはXV)、SUBARU WRX、SUBARU BRZなどがあります。
- 技術と特徴:
- SUBARUは「スバルシンメトリカルAWD」(Symmetrical All-Wheel Drive)として知られる四輪駆動システムを採用しており、安定したトラクションと制御性を提供しています。
- インプレッサWRX STIやBRZなどのスポーツカーモデルも製造し、パフォーマンス志向の車に力を入れています。
- セーフティ技術にも注力し、EyeSight Driver Assist Technologyなどの先進的な運転支援システムを提供しています。
- 環境への取り組み:
- SUBARUは環境に優しい技術を積極的に採用しており、電動車(EV)やハイブリッド車(PHEV)などのエコフレンドリーな車両も開発しています。
- インプレッサやクロステックe-BOXERなど、ハイブリッドモデルがラインナップに含まれています。
- グローバル展開:
- SUBARUは世界中で販売されており、特に北米市場で人気が高いです。アメリカ合衆国では「スバル・オブ・アメリカ」がSUBARU車を販売・サポートしています。
- スポーツ:
- SUBARUはラリーカー競技で成功を収め、特にWRC(世界ラリー選手権)で多くのタイトルを獲得しました。この成功は、SUBARUのスポーツカーに反映されています。
SUBARUは、四輪駆動技術、安全性、耐久性、そして幅広い車種ラインナップに焦点を当て、世界中の自動車愛好者に支持されています。また、環境に対する取り組みも重要な要素となっており、今後も持続可能なモビリティの推進に努力するでしょう。
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